2018年9月14日(金) その4 バスでレンヌへ戻る編
モンサンミッシェルからパリ行のTGVに乗るためバスでレンヌまで行きます。
13:13 レンヌ行のバス停
昼食後買い物をしたあと、ビジターセンター近くのレンヌ行のバス停まで行きます。シャトルバスで行くほどの距離でもないので、ゴロゴロとスーツケースを引っ張っていきます。10分ほどでバス停に到着しました。
まだ早いかなと思いましたが、先客がおられました。この方たち全て日本人。いろいろと情報交換しました。
カップルは昨日ここまでやってくるのに予約していたTGVが運休で、このモンサンミッシェルの最寄り駅、ポントルソンという駅まで在来線で来たそうですが、バスに乗り遅れ、ここまで歩いて来ようと道を歩いていると、地元の人の車に乗せてもらったとのこと。 モンサンミッシェルへはレンヌ経由でしか来られないと思っていましたが、そんなルートがあったのですね。
ちなみにバス停に貼られていた時刻表によると、レンヌからのバスは一日4本、ポントルソンからは10本以上あるようです。
下のポントルソンの観光ページには、ポントルソン駅からモンサンミッシェル行のバスは、鉄道の到着時刻と接続していると書かれています。
男性の一人旅の人はモネの庭がよかったようでお勧めだそうです。そのほかにフランス料理はどこそこが美味しいとか・・・
そうこうするうちに、一人旅の「若い」日本人女性、そしてダムのたもとで"ゆう"と話していた大阪の「おばちゃん」もやってきました。大阪のオバちゃんは二人旅だったのですね。ここでまた"ゆう"と話が盛り上がります。
店先にいたウシにお別れ。
こっちはビジターセンター方面。
馬車乗り場もこちら。
去年、イギリスのコッツウォルズでも見かけたリンゴのような植物。
色・形はリンゴそっくりだが食べられるのか?
14:10 レンヌ行バス発車
13:55、バス到着。
そうこうするうち、13:55、レンヌ行のバスがやってきました。
荷物を荷物室に入れると、運転手さん、杖を突いた"ゆう"の姿を見るや否や真っ先に乗せてくれました。こちらから申し出ていないのに、フランス人の身障者の対応には感心します。
バスの定刻は14:05ですが、お客さんが多く乗車に手間取り5分遅れの14:10、発車しました。
私たちはレンヌで十分すぎるほどの待ち時間があるので多少遅れても大丈夫ですが、日本人の「若い」女性はレンヌで列車の待ち合わせが15分しかないので、これ以上遅れると「まずい」とちょっと焦っていました。
身障者なので最前列に乗せてくれた。
14:10、発車。
14:11 前の車がゲートで手間取る
ゲートの開け方がわからない。この後運転手が手助けして無事通過。
しかし、発車してすぐのモンサンミッシェルへの侵入ゲートで、観光客がゲートが開かないと悪戦苦闘。運転手さん、しばらく待っていましたが、遂にしびれを切らして手伝いに下車していきました。 ここで3分くらいロスしたでしょうか。
しばらく走ると街がある。
モンサンミッシェル最寄りの街。
14:19 ポントルソン通過
ようやく前車がゲートを通過。バスはその車に続いてゲートを通過していきます。すぐにモンサンミッシェルのゲートシティ、ポントルソンを通過します。
さっきバス停で話したカップルはここからモンサンミッシェルまで歩こうとしたそうです。バスでは10分程度ですが、歩くとかなりかかりそうです。
ポントルソンの建物は対岸のイギリスのコッツウォルズに似た造りで、ホテルやレストランもたくさんあるようです。この街からは列車の到着時刻に合わせてモンサンミッシェルへのバスが出ているので、ここに泊まるのも良さそうです。
14:23 草原をひた走る
ポントルソンの街を過ぎると草原の一本道をバスは走ります。この草原、牧場のようで刈り取った牧草をロール状にして置いてありました。映画「プライベートライアン」でも牧場内を歩くシーンがありました。この辺りは牧場が多いのでしょう。
車内の温度を気にかけながら運転する。
自転車でモンサンミッシェルへ行くもの良さそう。
これは本物の牛。
ひたすら走る。
広がる丘陵。
緑の牧場。
うねる丘陵。
14:30 前方のトラクターでスピードダウン
前方にトラクター。急にスピードダウン。
そんな道を快適に飛ばし、約10分の遅れが取り戻せるのでは・・と思っていると、あっちゃ～、前方にトラクター。一気にスピードダウンです。
隣に座っていたレンヌで時間が無いと言っていた日本人女性、益々焦りの色が顔に出てきます。
隣の日本人女性は、レンヌでの乗り換え時間が少ないと心配していたが、益々少なくなる。
どこまで引っ張る?
14:35 ようやくトラクターと別れる
分岐でようやくトラクターと別れる。ここにもこんなユニークな牧草オブジェが置いてあ。。
バスはトラクターの金魚の糞状態でどこまでも引きづられます。どこまで引っ張るねんと思った14:35、分岐でようやくトラクターとおさらば。バスはスピードを上げます。
コッツウォルズ風の街
街並みを通過すると運転手さん、ギアチェンジしてレッツ・ゴー(フランス語でなんて言うのか?)
スピードを上げたかと思ったら・・・
またトラクター。待ち時間が15分しかない「若い」日本人女性、本当に間に合うのか心配になってきた。
車窓を見ながらのんびり走る。
樹木が増えてきた。
トラクターは途中でいなくなり再び快調に走る。
15:17 レンヌの街に入る
バスの車窓は街・草原・街・草原を繰り返しましたが、高速道路様の道を走ると建物が近代的になってきました。レンヌの街に入ったようです。
街中に入ってきた。
車線が増える。
マンション。車窓が変わってきた。
15:17、レンヌの街に突入。
信号待ち。
奇麗な街並みを走る。
この街にも電柱はない。
この突き当りは線路。
右折して駅方面へ。
もうすぐ駅前。
15:21 レンヌのバスターミナルに到着
モンサンミッシェルを出発して1時間10分後、レンヌ駅前のバスターミナルに到着。時間が無いと言っていた日本人女性はあわててバスを降りて駅舎に走っていきました。間に合ったのでしょうか?
私たちはレンヌ駅で時間を持て余すほどの乗り換えなので余裕で・・・と思っていたら"ゆう"がトイレに行きたいと言い出したので急いでトイレを探します。
15:21、レンヌのバスターミナルに到着。
バスを降りる。
駅舎へ。
2階(フランス式1階)へ。
コンコースは工事中。
トイレを探す。
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