2016年9月24日(土) その2
フェリー・ニューかめりあ出港、釜山へ
12:30 出港
弁当を食べ終わり、韓国への入国カードを記載。ほろ酔い気分で再びデッキに出るともう船が動いているではありませんか。今まで何度か船旅をしたことがありますが、出港前にドラが派手に打ち鳴らされ、蛍の光の曲が流れるのが出港の定番だったのですが、いつ出港したのかまったく分かりませんでした。
デッキに出たとき博多港の赤灯台をちょうど通過しているところでした。その先には能古島、ヤフオクドームや福岡タワーもよく見えます。反対側には海の中道。金印が発見された志賀島もよく見えます。これでしばらく日本とお別れです。
韓国への入国カードを記入する
知らん間に出港し、フェリーは博多港の赤灯台を通過していた。[
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こちらは海の中道、西戸崎。観覧車は撤去されていた
みなさん船上に出て博多湾に別れを惜しむ
振り返るとさっき通過した赤灯台と大型クルーズ船が見える
前方に金印が発見された志賀島
灯台があるのは端島
13:00、玄界島を通過。島の後ろは糸島半島
フェリーは博多湾の島々に別れを告げる
13:30、もう島はないだろうと思っていたらこんなところに島が。小呂島。福岡市西区に属する。[
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13:30 船内探検
小呂島を通過すると360度、見渡す限りの海原になり、今度は船内探検です。前の方に行くと展望ラウンジ、お風呂もあります。この日は夜、ホテルでシャワーを浴びる予定なのでお風呂はパス。
売店
売店のお菓子は日本のものばかり
愛のカギコーナー。韓国では愛のカギを至る所で見かけた
制服試着コーナー
展望サロン。日本の週刊誌が置いてあった。室外持ち出し禁止
展望サロンからの眺め。
レストラン。営業時間外は閉店
アジアハイウェイ。このフェリーはアジアハイウェイAH1号線の一部だそうだ。釜山からヨーロッパまで陸路で行ってみたいものだ[
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14:10 沖ノ島
大海原の真っ只中にポツンと沖ノ島が見えてきた。世界遺産候補として注目を浴びでいるが、こんな遠いところにあったのか[
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船室に戻りゴロゴロしていましたが、昼間なので眠くならず、まったく揺れないので再びデッキに出てみました。
進行方向右手によ~く目を凝らすと、島影が見えます。こんなところに島があったのか、とカメラに収めましたが、後から調べると世界遺産候補で海の正倉院と言われる沖の島だったのですね。結構大きな島でした。
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16:20 対馬
しばらくすると今度は左手に島影が見えてきます。対馬です。対馬を過ぎると韓国との国境です。
16:20、対馬北端を通過。釜山に向かう。[
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高速船が追い越していった。このフェリーは博多、釜山間を5時間で結ぶが、高速船は半分の2時間半
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16:45 韓国国境で妖怪が出た
対馬を過ぎ、ちょうど日本側韓国側どちらにも島影が見えなくなった国境付近で、ボケスポットでも何でもないのに妖怪が出ました。「出たなぁ妖怪! たぁ!」と退治、妖怪は退治されもうこのフェリーには乗ってないので安心して乗ってください。
この辺りが韓国国境だろうか。飛行機に乗っていると「国境」なんて意識しないが
そんなときボケスポットでも何でもないのに妖怪が出た
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16:50 韓国が見えてくる
妖怪を退治したすぐ後に韓国が見えてきました。対馬から意外と近いのですね。
陸地はあれよあれよとはっきりしてきて、右手には高いビル群がはっきりと見えるようになってきました。海雲台の高層ビルでしょうか。
左手には高い山、そしてプサン港に入港待ちの船が見えてきます。
船はだんだん陸地に近づき、それに従い韓国のビルなどもはっきり見えるようになります。そうこうするうちに小さなボートが近づいて来ました。「海賊か」と心配しましたが、ボートにはPILOTとかかれています。こんな定期船なのにパイロットが乗り込んできました。
船首には韓国のビルが見える。韓国が見えだしてデッキに人が出てきた
だんだんと人が増える
左手にも陸地が見えてきた
こちらは山が多い
島、その向こうには入港待ちの船が停泊
ブイを通過
マンション群がはっきり見えてきた。景色よさそう。[
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西日が救命浮環にまぶしく当たる
海雲台の高層ビルが更にはっきりしてくる
海雲台の高層マンションか
突然ボートが近づいてきた。「海賊か?」と心配したがパイロットが乗ってきた。
皆さんパイロットさんの乗り移りを見学
またまたブイを通過
灯台の後ろに高層ビル
五六島の高層マンションはハッキリクッキリと
灯台の後ろに海雲台の高層マンション
釜山港が見えてきた
こちらは翌日に行くことになる太宗台の灯台。[
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17:30 釜山港入港
プサン港手前の島の灯台を過ぎると、あっという間に釜山港の赤灯台を通過。先ほど、博多港の赤灯台を通過してからちょうど5時間でした。
船はだんだんと速力を弱め、釜山港大橋をくぐり、18時ちょうど、定刻で釜山港に着桟しました。門司から神戸までが船で12時間くらいかかることを考えると、ホント近いものです。
さっき博多港の赤灯台を過ぎたとこなのに、五時間後釜山港の赤灯台を通過。近い。[
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釜山港のコンテナ設備
コンテナクレーンが並ぶ
コンテナ船も並ぶ
釜山の街
韓国人は韓国に帰ってきたと感慨にふけっているのだろう
これから出ていく船。
釜山にも大型クルーズ船がいる。もしかして韓国にも爆買いツアーで来ているのか?
大型コンテナ船
だいぶ陽が傾いてきた
間もなく釜山港大橋をくぐる
17:40、釜山港大橋通過
もうこの辺りでは船速は非常に遅い
こちらにはカラフルな街並みが見えた
変わった形の灯台?
釜山タワーがはっきりしてきた
釜山港国際ターミナルが見えてきた。クジラをモチーフにしたのだろうか。もう着岸か。
もうすぐ着岸
もう陽が沈む
影島のカラフルな住宅街。ここは最終日に行くことになる甘川洞文化村ではない
一方こちらはターミナルのコンテナヤード。かめりあのコンテナがたくさん積まれている
18時、定刻で着岸したがボーディングブリッジがなかなかかからない