オーストラリア旅行記　2010

くわのす - オーストラリア旅行記2010 - 9月1日(水)その1

9月1日(水)　その1

熱気球ツアーと洗濯

03:30　熱気球ツアー

　今日も早起きしてツアー参加です。今日は熱気球。早朝4:05 集合です。昨晩10時過ぎに就寝しましたが、深夜、なにやら雨が降っている様子で目が覚めました。風の音も聞こえてきます。気球は飛ぶのか、そんな心配をしながらウトウト状態が続きました。

HOT AIR社のバス。(明るくなってから撮影)

　03:30起床、寒そうなので防寒対策で出発準備です。3:50、アパート前には既にHOT AIRのバスが来ていました。面白いデザインのバスでしたので写真を撮っているとドライバーが降りてきました。またまた、日本人の方。オーストラリアはホント日本人が多いところです。

　バスに乗り込み、誓約書にサインします。このアパートが参加者のピックアップの出発点のようで、その後ケアンズ市内のホテルをぐるぐる回りお客さんをピックアップしていきます。他のホテルがどんなんだか、結構参考になりました。

マリーバのとある場所で時間待ち。

　昨晩の雨はやみ、風は吹いていません。全てのお客さんをピックアップしたバスはケアンズ市内を北方向に抜け、キュランダへの道を進みます。急にカーブが多い道に変化し、少し山に入った頃霧になってきました。運転手によると熱気球が飛ぶマリーバはこの辺と気象が全く異なるので安心してください、と言います。また、熱気球は小型飛行機と同じで現在の天気が良かろうが悪かろうが直前になってみないとわからない、とも言っています。バスはキュランダ村への交差点を抜け更に奥へ進んで行き、1時間くらい走ったでしょうか、マリーバという街に到着しました。

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06:00　熱気球に乗れるのか

地名がよくわからん

男性の皆さん、これなんだと思いますか?　男性用トイレです。

離陸地点に到着。

　ここで道沿いのレストハウスのようなところでトイレタイム。どうやら熱気球のパイロットがこの気象条件で飛べる場所を探しているとのことです。探しているって、どうやって??

　だんだん空が明るくなってきました。どんより曇っていますが雨は降っていません。付近は風が吹いていないのですが、雲を見ると結構速いスピードで流れています。しばらくすると他のバスも2台やってきました。結構な数のお客さんのようです。

　今回の参加者の中にはエクスプレスリターンといって8:30までにケアンズへ帰り、そのまま空港へ行き日本行きの飛行機に乗る予定の人がいました。その人たちはもうこれ以上待っても予定の時間に帰れないということでフライトはキャンセルになってしまいました。

　私たち、時間に余裕があり組は2～30分待ったでしょうか、パイロットが「飛ぶ」と決定したようで、離陸のポイントまで移動です。離陸ポイントに着きましたがそこは牧場の一角のようで、気球はおろかパイロットの姿もありませんでした。ドライバーによるとパイロットの気が変わったとのこと。空もかなり明るくなってきたので素人目には飛べそうな気がするのですが。

　しばらく待っていると気球が飛び上がっていくではありませんか。ドライバーによるとあれは他社の気球でウチのではないと言います。気球は見る見るうちに風に流され、遠くに行ってしまいました。確かにかなり風が強そうです。気球が飛ぶとバスで追いかけなければいけないのですが、あのスピードで飛ぶ気球をバスで追いかけるとなるとかなり大変そうです。あまりの速さに下を走っているバスはどんなスピードで追いかけているんだろう、と考えると思わず笑ってしまいました。

　他社の気球を見ていると、HOT AIRの気球とパイロットが到着しました。あっちが飛んでいるのでこっちは飛ばないということはないだろうと思っていると、なんとフライトキャンセルするというではありませんか。他社の気球を指差しながら、
「今日はあのように風が強い。飛んでも快適な飛行ができない。安全第一で決定した。朝早くから来てもらったのに申し訳ない。」
　とのことでした。お客さんからは落胆の表情が見えましたが、最後はどういう訳かお客さんからの拍手で終わりました。(あきらめの拍手か?)

　キャンセルになったら全額返金するとのことでした。私たちは予約金しか払っていませんでしたが。日程変更できる人はそれにも対応するとのことでした。私たちは9月4日の土曜日の午前中も時間が空いていたので4日に変更しても良かったのですが、気球ツアー終了が10:30だったのでアパートのチェックアウト時間の10時に間に合わないのでレイトチェックアウトができるか確認してから返答する、と保留しておきました。

　参考　クイーンズランド州観光親善大使小林美絵子さんのブログ(乗る編)