2015年8月24日(月) その2
キャセイ航空CX510で台湾経由、香港国際空港へ。
10:30 出発
機内はほぼ満席。
さて、定刻で飛行機は動き出します。しかし、日本で五番目に混雑している福岡空港、誘導路で留まったままなかなか動きません。
私たちの前で待っていた国内線の飛行機がようやく飛び立ち、いよいよ私たちの機も滑走路に進入、離陸開始です。このときこの飛行機の後ろに自衛隊の戦闘機が待っていましたが、福岡空港は軍民共用の空港。もし有事の場合、自衛隊や米軍機が優先されるでしょうから民間機はどうなるのでしょうか。そんなことを思いながら飛行機は滑走路をぐんぐん加速し、曇り空の福岡を飛び立ちました。
カラフルな飛行機が並ぶ国際線ターミナル。機は定刻で出発。
チャイナエアライン機が先に台北に向けて飛び立つ。
いよいよ私たちの番。横を見ると自衛隊機が待っていた。
眼下に見える福岡市はどんどん小さくなっていく。
11:30(現地時間) 機内サービス
機は始めのうちは安定して飛んでいましたが、だんだん南に行くにつれ台風の影響でしょうか、かなり揺れだし、5年前の香港からケアンズまでの乱気流を思い出されるくらい揺れました。
始まっていた機内食のサービスも一時ストップ。そのうち揺れも治まり、機内食のサービスが再開されます。
台湾に近づくと更に天気は安定し青空も見えていました。反対側の通路では台湾観光のツアーでしょうか、添乗員さんらしき人が空港についてからの行動を説明しています。この便で台湾に行く人も多そうです。
機内サービスが始まるが、台風の影響か揺れで何度か中断。
機内食。ポーク。
機内食、チキン。時刻は日本時間で12時だったが、サンドイッチを食べ過ぎて空腹感があまりなかった。それでも完食。
台風エリアを通過して、台湾付近では青空が見えてきた。
12:00 台北・桃園国際空港着
現地時間の13:00、無事台北の桃園国際空港に到着です。ここで一旦全てのお客さんは降ろされます。ここでトイレタイム。
乗り換えフロアにはカフェや免税品店が並びますが一時間後には出発してしまいますのであまりウロウロできません。しかももう一度手荷物検査がありました。
手荷物検査場でキャリーバックを通すと検査官がなにやら荷物を止めて凝視しています。その後「中を確認させてくれ」、と中を開けるとそこにあったカメラ用三脚、これは持ち込めないと。ええ〜、福岡ではよかったのに〜。それにせっかくの香港の夜景をこれで撮ろうと思っていたのに、そんな今更。「どうすればいいの?」と聞くと「キャセイのカウンターがトイレの前にあるからそこに預けなさい。」
キャセイ航空のカウンターに戻り事情を話すと受け取ってくれました。多分香港で返されるのでしょう。(実は違った)
まもなく台湾。台風を避けたためか航跡がかなりジグザグ。
台北市街が見えてきた。
桃園国際空港に着陸。
乗客は全て降ろされる。ここでトイレ。
カフェもある。
免税品店。
時間がないので乗り継ぎへ。ここで再び手荷物検査。ここでカメラの三脚が持ち込めないことが判明。
先ほどのトイレの前のキャセイ航空カウンターで三脚を預ける。
12:30 出発ゲートへ
三脚を預け今度こそ手荷物検査をパスし、面白い壁画が描かれている出発ゲートのB6にやってきました。
しばらくすると搭乗のアナウンスが始まりました。列に並ぶと、ここでも杖を突いたゆうの姿を見た係員が優先搭乗をさせてくれました。いままで搭乗の際、優先搭乗のアナウンスはありましたが、そんな必要はなかったので一般の人と一緒に乗り込んでいましたが、係員から声を掛けてもらったのは初めての経験でした。
出発ゲートのB6で待つ。
ここには面白い壁画が描かれている。
13:10 台北出発
優先搭乗はやはり楽に席につけます。(その後、この旅行では全て係員から声を掛けてもらって優先搭乗させてもらった。台湾、香港の人は優しい)
余裕で席に着き他のお客さんの搭乗を待っていると、CAが先ほど預けた三脚を持ってきてくれたではありませんか。キャセイ航空のルールでは持ち込みOKだったのですね。
飛行機は定刻の13:10に動き出し、たった一時間の台湾滞在でした。
定刻で出発。
たった一時間の台湾滞在だった。
13:45 機内にて
お客さんは半分くらい入れ替わっただろうか。香港へそのまま行く人は座席の変更はなく、同じ席に座る。
離陸してしばらくすると、さっき食べたばかりなのに再び機内食が配られます。ただしメニューはチャーハンのみ。飲み物もビールなどのアルコールはなくウーロン茶のみでした。
機内のお客さんは半分くらい入れ替わっていたようでした。台湾旅行の人も多いのですね。お昼に到着すれば、半日まるまる使えますから、台湾旅行には便利な便です。
そうこうするうちに香港の入国カードが配られますので記入しましょう。この瞬間がなぜかわくわくします。
再び機内食。今度はチャーハンとウーロン茶。
入国カードに記入。この瞬間、何故かわくわくします。
14:35 香港に近づく
この便は飛行時間が短いので座席前のモニターで映画は見ることはできません。見えたとしても、字幕は中国語だし多分見ないと思いますが。
その代わり、飛行機の現在地を表す地図とにらめっこです。徐々に香港に近づき、飛行機は高度を下げていきます。するとどうでしょう、それまで青々としていた空がどんよりと霞だしました。中国名物PM2.5です。福岡もテレビで毎日PM2.5予報が流されるなど、近畿地方や関東と比べるとPM2.5がひどいですが、さすが本場、福岡とは比較にならないくらい霞んでいます。
飛行機は徐々に高度を下げ、PM2.5で霞む香港上空に差し掛かる。
海岸が見えてきた。結構船が走っている。
14:50 香港到着
飛行機は15:05の定刻よりも早く14:50に香港国際空港に到着、飛行機を降りターミナルに入ったところでトイレタイム。その後長い長い通路を移動します。
入国審査では先ほど機内で書いた入国カードを渡し、無言で事務的に手続きが終了し無事香港に入国です。
当初、香港ドルはクレジットカードのキャッシングで調達するつもりだったのですが、何故か勘違いをし、入国審査を抜けたところの両替所で現金1万円を両替してしまいました。以前、オーストラリアからトランジットで立ち寄ったとき、もう使う予定のないオーストラリアドルをここで香港ドルに換えた記憶が残っていたのかもわかりません。
ちなみにこの時のレートは\10,000でHK$598でした。HK$1=16.72円。この直後九龍で引き出したクレジットカードキャッシングはHK$1=15.736円でした。1円もちゃうんかい。
14:45、香港国際空港に着陸
さすがハブ空港。各国の飛行機が見える。
ターミナルに入って先ずはトイレタイム。
長い長いターミナルの通路を進む。動く歩道を使ってもなかなか着かない。
無事入国審査を通過。
何を勘違いしたかここで日本円を香港ドルに換えてしまう。
15:15 JTBの係員と落合う
JTBから事前に送られてきた案内書には出口Aで落合い、ホテルの案内書とエアポートエクスプレスのチケットをもらうことと記載されています。このターミナルの出口はAとBの二つがあり、Bに出てしまうとかなり遠いらしいので、間違わないようにAから出ましょう。
さて出口Aに出るとたくさんのツアーガイドが案内板を持って立っています。その中にJTBの係員もいるのだろう、と探しますが・・・あれれ、いません。ちょっと離れたところからもう一度見回すと、JTBの小さなカウンターが立っていて、そこに係員が二人たっていました。
福岡空港でもらった書類を見せ、ホテルの案内書とエアポートエクスプレスのチケットを受け取ります。今回泊まる「リーガル・オリエンタル・ホテル」は香港市街からちょっと離れているので、エアポートエクスプレスのどの駅で降りて、どのようにして行くのか疑問でしたが、九龍駅で降りてそこからタクシーに乗って行く、とのことでした。
九龍駅からホテルまではかなり距離があるので、このときは九龍駅からシャトルバスで尖沙咀まで出て、そこから事前に調べておいた路線バスで行くつもりでした。(ただしこの作戦は失敗した)
やっと出口に出てきた。ここでJTBの係員と落ち合うはずなのだが・・・
JTBのカウンター。ここでエアポートエクスプレスのチケットとホテルの案内書、行き方の説明を受ける。
